「大和楽の夕べ―京都〜江戸への誘い―」のご報告

10/12(土)に「大和楽の夕べ―京都〜江戸への誘い―」を開催いたしました。
昨秋、大和楽三代目家元となられた大和櫻笙さんを中心に、女流演奏家6名による唄、三味線、笛、囃子、筝の編成で演じられた華やかな舞台でした。
出演者は、三味線 大和櫻笙・大和久貴、唄 大和久萌、囃子 藤舎千穂、笛 鳳聲晴代、筝 吉田敏乃 の皆さんでした。
プログラムは以下の通りです。
「おぼろ月」(木村富子作詞・大倉聴松作曲)
祇園の夜桜」(長田幹彦作詞・岸上きみ作曲)
「六段」(八橋検校作曲)
「風流洛中洛外」(谷村陽介作詞・大和久満作曲:米川敏子筝手付)
隅田川」(長田幹彦作詞・岸上きみ作曲)
「江戸祭」(長田幹彦作詞・岸上きみ作曲)
「櫻舟」(大和櫻笙作詞・藤舎千穂鼓作調・藤舎推峰笛作調・川瀬露秋筝手付)
「江戸風流」(仁村美津夫作詞・大和久満作曲)
また、今井久之さんに大和楽についてや楽曲の解説をして頂きました。
たっぷり二時間近くの本格的な邦楽の演奏会で、殊の外聴きごたえのあるものでした。
美術館の展示室ではなかなか体験できない素晴らしい機会を頂き、改めて日本の音楽の良さを感じられたひと時となりました。
(t)